こんにちは!
「淡路駅」から徒歩8分、「上新庄駅」から徒歩15分のイオン2階にある歯医者『東淀川ひかり歯科クリニック』です!
以前、「乳歯」「永久歯」の違いや「臼歯」「犬歯」などのそれぞれの歯の名称についてご紹介しました。
(その1はこちらより!)
今回は引き続いて、「歯の役割」について詳しくご紹介します。
歯の大きな役割の一つとして、「食べ物を噛む」役割があります。
しかし、それ以外にも、歯は私たちの生活に大切な役割を担っているのです。
前歯(切歯)
上下の真ん中にある前歯は「切歯(せっし)」と呼ばれます。
永久歯の場合、中央の2本を「中切歯」、その隣の2本を「側切歯」と呼び、上下で合計8本あります。
切歯の形は平らで、食べ物を噛み切るときに使われるだけでなく、発音や見た目にも重要な役割を持っています。
特に「さ行」や「た行」は、舌と前歯の位置関係が整っていないと上手く発音できません。
また、笑ったときに最も目立つのも前歯で、「口元の印象」を大きく左右します。
犬歯
前歯のすぐ横にある先の尖った歯が「犬歯」です。上下で合わせて4本あります。
犬歯は名前のとおり、犬の牙のように鋭く、硬いものを引き裂くときに活躍します。
現代の食生活では硬い肉をかみ切る機会は減りましたが、犬歯にはもうひとつ重要な役割があります。
それは「嚙み合わせの要」として、奥歯がすり減るのを防いでくれること。
犬歯がしっかり機能していると、顎の動きがスムーズになり、他の歯に余計な負担をかけずに済むのです。
小臼歯
犬歯の隣にあるのが「小臼歯」です。永久歯では上下に4本ずつ、計8本あります。
小臼歯は、前歯や犬歯で切った食べ物を、さらに細かく噛み砕く役割を担っています。
大きな奥歯(大臼歯)に比べると小さいですが、実は犬歯と協力して、嚙み合わせのバランスを取る大切な存在です。
前の歯の動きと後ろの歯の動きの橋渡しのような働きをして、前後の歯がスムーズに連携できるよう助けています。
大臼歯
いわゆる奥歯と呼ばれるのが、「大臼歯」です。
永久歯では上下に6本ずつ、合計12本あります。
大臼歯は平らで広いかみ合わせの面を持ち、食べ物をすり潰す役割を担います。
ごはんやパンなどの主食をしっかり噛めるのは、大臼歯のおかげです。
また、第一大臼歯(6歳臼歯)は永久歯の中でも特に重要です。
最初に生えてくる大臼歯であり、その後の嚙み合わせ全体の基準になるため、この歯をむし歯で失うと、噛み合わせが大きく崩れてしまいます。
親知らず
大臼歯の一番奥に生える「第三大臼歯」を、一般的に「親知らず」と呼びます。
英語では「wisdom tooth」といい、知恵がつく年の頃に生えてくることから、その名が付いたと言われています。
ただし、現代人は昔の人に比べて顎が小さくなってきているため、親知らずがまっすぐに生えるスペースがないことも多く、斜めや横向きに生えて痛みなどのトラブルを起こすことがあります。
そのため歯科医院で抜歯をすすめられることもしばしば。
とはいえ、正常に生えた親知らずは他の大臼歯と同じように嚙み合わせに参加し、しっかり役立つ歯でもあります。
冒頭にもお話ししましたが、歯の役割は食べるだけではなく、発音や表情への影響があります。
発音を助ける
上で少し触れましたが、「サ」「タ」「ラ」などの音は、舌と歯の位置関係が大きく影響します。
歯が揃っていることで、滑舌が良くなり、正確な発音ができます。
表情づくりを支える
歯は顎の骨と連動しており、顔の輪郭や表情に影響します。
歯を失うと口元がしぼみ、老けた印象になってしまうのもそのためです。
また、歯並びや歯の白さなども、表情に大きな影響があります。
歯の役割が分かると「絶対に大事にしたい」と思えてきますよね。
そのためには毎日のケアが欠かせません。
・歯磨きのとき、フロスや歯間ブラシで歯と歯の間も綺麗にする
・定期的に歯科医院で検診・クリーニングを受ける
こうした基本的なことの積み重ねが、歯を長持ちさせ、引いては全身の健康を守ることにつながります。
前歯は噛み切る、犬歯は引き裂く、小臼歯は噛み砕く、大臼歯はすり潰す。
歯は1本1本がそれぞれ異なる役割を担いながら、チームワークを発揮して私たちの生活を支えています。
「歯があるのは当たり前」と思いがちですが、1本でも失うとその大切さを痛感するもの。
日常から、歯の健康を支えていきましょう。
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