予防歯科の重要性
- 歯が抜ける主な原因
引用:8020推進財団
- 歯を失う原因の75%は虫歯・歯周病
失ったり削った歯は二度と再生しません - 歯を失うリスクを少なくするためには、虫歯や歯周病にならない歯を作る必要があり、それが予防歯科の目的です。
- ◎原因を除去する
- 虫歯と歯周病はお口の細菌が原因です。細菌の除去をし、お口の中を清潔に保つサポートをさせていただきます。
- ◎リスクを知る
- 患者様のお口の状態を検査・診断し、虫歯や歯周病のリスクを理解していただき、それに適したケアを行います。
- ◎継続的なケアを行う
- 虫歯や歯周病を治療・予防し、継続的な予防歯科を行う事で将来的な抜歯リスクを軽減させます。
予防歯科の目的
予防歯科で軽減できるリスク
- 抜歯によるインプラントなどの外科手術による費用面と身体面へのリスクを軽減
抜歯になった場合の治療としてはインプラントや入れ歯があります。インプラントの場合は費用も高額になり、外科手術になる事から、費用面と身体面に大きな負担が掛かってしまいます。
- 予防歯科を習慣づける事で、子どもの歯医者嫌いを防ぐことができる
定期的に歯医者に通う習慣を小さい子どものうちから付ける事で、子どもの歯医者嫌いを防ぐことができます、歯医者に通うことが当たり前と考える事が、将来のお口の健康を守る第一歩になります。
- 健康維持の第一歩はお口から、予防歯科で二次的な疾患予防にも
身体の健康はお口からスタートすると言われます。口と歯の健康には、食事、運動、姿勢などの生活習慣も深く関わってきます。予防歯科で口腔内の健康を考えることは、身体全体の健康を意識することになります。
- 歯の治療は早期発見・治療する事が大切です!負担が少なく改善できます
歯科治療は、虫歯や歯周病などの発見が遅れた時に患者様への負担が大きくなります。予防歯科という形で定期的に歯医者へ通う習慣があれば、お口の状態に異常があれば、簡単な治療で改善する事ができます。
歯医者によるプロフェッショナルケア
- 口腔内検査
- 成人の予防歯科
- 子どもの予防歯科
歯や歯ぐきの状態を、歯のプロフェッショナルである歯科医師、歯科衛生士がチェックします。お口の中の細菌数の計測などを行います。場合によってはレントゲンを撮影し診査・診断します。
- スケーリング(歯石除去)
- 成人の予防歯科
スケーラーを使い歯垢や歯石を除去します。歯垢や歯石は虫歯や歯周病といったお口のトラブルの原因になります。それを除去し、清掃性が高くトラブルの少ない口腔内を作ります。
- 歯磨き指導(TBI)
- 成人の予防歯科
- 子どもの予防歯科
予防歯科には普段のブラッシングが必要不可欠です。患者様に最適なブラッシング方法を歯科衛生士がお伝えします。ご自身にあった歯ブラシやケアグッズもご提案いたします。
- シーラント
- 子どもの予防歯科
歯石や歯垢(プラーク)が残りやすい歯と歯の隙間や溝を樹脂で塞ぎ、虫歯を予防する処置です。シーラントは子どもの予防歯科として一般的で、歯磨きが苦手な子どもにはお勧めです。
- フッ素塗布
- 子どもの予防歯科
高濃度のフッ素を歯に塗布する、虫歯を予防する処置となります。子どもの予防歯科にお勧めの処置で、歯のエナメル質を強くし、虫歯になりにくい歯質を作る処置を行います。
- 歯のクリーニング(PMTC)
- 成人の予防歯科
- 自費診療
普段の歯磨きでは落としきれない、歯石や歯垢などを除去します。虫歯などにならないように行う口腔内のクリーニングです。歯科衛生士が特別な機器を用いて行います。
予防歯科を受診する頻度
- 予防歯科は継続して受診する事が大切です。
- 予防歯科を受診する頻度は3カ月に1回が目安になります。定期的に歯医者に通っており、お口の中が健康な場合は半年に1回(年2回)の受診でも十分です。以前に虫歯や歯周病にかかった経験があり、再発の恐れがある人は2ヶ月に1回の場合もあります。
定期検診の頻度は、担当歯科医師と相談しながら患者様に最適なペースをご提案いたします。
- 歯医者が推奨する来院頻度
- 3ヶ月に1回
- 虫歯や歯周病治療の経験がある方
- 2ヶ月に1回
- お口の中が健康な方
- 半年に1回
子どもの歯を守る『むし歯ゼロクラブ』
『むし歯ゼロクラブ』を実施しています。